息抜きという言葉が包摂する「休息」と「暇つぶし」
インプットの記録
ひとりごと
タイトルの通り、「息抜き」の内側には、「休息」と「暇つぶし」という二つの言葉が隠れている。
それぞれの定義
「休息」とは、睡眠であり、目を閉じて脳を休めることだ。これは遠く昔から現代まで一貫して定義されていることだろう。
一方、現代の「暇つぶし」の多くは、「視覚的エンタテイメントがほとんどだ」ということをある著者が述べていた。
現代の「暇つぶし」
スマホの普及により、いつでもどこでも好きな時に瞬時に視覚的エンタテイメントに飛び込めるようになった今、むしろそこに飛び込んでいない人が少ない時代になっている。
しかし、視覚的エンタテイメントは脳と目の両方を休ませることはない。暇つぶしは英語で「killing time」と言うらしい。つまり、「時間を殺す」という意味を持つ。現代の暇つぶしのほとんどは、脳と目を休ませることのないものになっており、それはつまり、時間を殺す、本質的に休息とは大きく違うものになっている。それでは、日頃から出したい時に最大のパフォーマンスを出すことは難しいだろう。
自分を見直す
私はとにかく価値を生み出し続ける人間でいたい。そのためには、日々それぞれの領域で出せる最大のパフォーマンスを発揮しなければならない。価値を出している(≒仕事ができる)人は、圧倒的にオンとオフがはっきりしている印象を持つ。そのオフの定義に、「暇つぶし」が入っていないのだろう。
killing timeしているうちにライバルたちにどんどん追い抜かれる。色々時間の使い方について考えさせられた。本がいちばんリラックスできますね