釣りしたらやばすぎた
6月18日
ふと釣りをしたくなり、釣りに行くことにした。
道具も何もないため、前日に釣り竿とかエサとか買ってたら5000円消えた。
「横浜フィッシングピアーズはガチで釣れるぞ」と昔誰かが言っていたのでそこに行くことにした。
朝行ったほうが釣れる気がしたので4時半に起き、5時に出発した。
前日の深夜に誘ったのになぜか来てくれた友達と合流し、なんだかんだあり8時くらいに釣りを開始した。
初心者にもできると聞いたサビキ釣りというのをやった。灼熱の中4時間くらいやったが一切つれなかった。
今すぐにでも帰りたかったが、釣り具と交通費と入場料にかけた金のことを考えたら帰ることができなかった。
12時頃、竿に微弱な振動を感じたため、巻き上げるとなんと魚が釣れていた。5cmくらいのイワシであった。
全身の細胞が歓喜に震え、本物の生命の躍動を実感し、地球の鼓動と一体になった気がした。
長年追い求めてきた「生きる意味」という問いの答えが、この瞬間にはっきりと見えた気がした。
私が釣れたのと同時に周りの人もつれ始めた。
朝から4時間。なんの変化もない海に竿をたらし続けた私たちの努力、忍耐、すべてが報われる。この瞬間をずっと待っていた。
そう思い、再び竿を垂らすも、二度と釣れることはなかった。
釣りが上手そうなおじさんたちが続々と帰ってゆき、「あぁ、終わったんだな、、」と心の中で思いつつ、帰るわけにもいかないので色々工夫しつつ竿を垂らし続けた。
すると、14時頃、友人が「きた!」と大声を上げた。糸を巻き上げると、15cmくらいのまあまあでかい魚が釣れていた。
再び、全身の細胞が歓喜に震えた。まさに、魂を揺さぶる感動であった 。
さっきまでより空は青く、風は心地よく感じた。
もちろんこの喜びは魚が釣れたことに対してではなく、帰れることに対してのものであった。
よく見ると釣りがうまそうなおっさんがまたかよとか言いながらリリースしている魚だった。
ここで魚釣りを終了した。
結果 30度超えの地獄の中、7時間ほどやってイワシ一匹、コノシロ一匹でした。
普通に二度とやりたくない